ヘッドフォン選定の条件

ヘッドフォンは、「SONY MDR-CD900ST」と「JVC HA-MX10-B」を使っています。
SONYについては、定番のありきたりの選定ですが、良いです。
JVCについては、試してみたかったのです。これも、良いです。

 

これも、一応、選定に入る前の前提条件を記述しておきます。

前提条件:

・味付けをしていない素直な音のもの(モニター用ヘッドフォン)
「モニター用ヘッドフォンは、素直な音だが、聞き疲れるので、音楽鑑賞には向かない」などという評価があるので、これまで、避けてきました。ただ、今回、目的がモニターなのだからと、ストレートにこれを前提条件にしました。

 

そこで、ヘッドフォンの選定条件は、

ヘッドフォンの選定条件:
選定項目 選定条件 理由
用途 モニター用
価格 5,000~20,000円以内 最終的に3つ欲しいので

実のところ、1つはメジャーな「SONY MDR-CD900ST」を試すことを決めていました。

 

ヘッドフォン選定条件に合った対象機種

SONY MDR-CD900ST
選定項目 仕様 写真 アマゾンリンク
インピーダンス 63Ω
最大出力 1,000mW
再生周波数帯域 5~30,000Hz
音圧感度 106db
プラグ形状 ステレオ標準プラグ
ケーブル 2.5m
重量 200g

定番ですね。説明は、いらないと思います。
今現在、これを2人分として使っています。

 

JVC HA-MX10-B
選定項目 仕様 写真 アマゾンリンク
インピーダンス 56Ω
最大出力 1,500mW
再生周波数帯域 10~28,000Hz
音圧感度 108db
プラグ形状

ステレオミニプラグ
ステレオ標準プラグアダプター付き

ケーブル OFC約2.5m
重量 250g

ビクタースタジオで使われているというものです。最初の印象は、「SONY MDR-CD900ST」にくらべて、音圧が強いという感じです。少しボリュームを絞ると、やはり違いがありますが、かなり「SONY MDR-CD900ST」に近い気がしました。どちらが良いとはいえません。私の耳には、どちらもOKです。他の音楽鑑賞用といわれるヘッドフォンに比べると、「SONY MDR-CD900ST」と「JVC HA-MX10-B」の差はとても小さいです。
今現在、バーチャル・ミュージック・スタジオのヘッドフォンとして使っています。
ただ、イヤーパッドを「SONY MDR-CD900ST」のものに変えています。純正のイヤーパッドは、ぺたんこなので、私たちの場合、耳にあたりすぎて痛くなります(みんな耳が大きい?)。
ただ、ほんの少し離れるだけで音圧も変わる感じで、イヤーパッドも重要な役割をしていることがわかります。もしかすると「JVC HA-MX10-B」の良さを少し損ねて使っているかもしれません。

SONY MDR-7506

      

選定項目 仕様 写真 アマゾンリンク
インピーダンス 63Ω
最大出力 1,000mW
再生周波数帯域 10~20,000Hz
音圧感度 106db
プラグ形状

ステレオミニプラグ
ステレオ標準プラグアダプター付き

ケーブル 1.2m(カールタイプで最大約3.0m)
重量 230g

実は、とても迷ったのがこれ(青帯)。こっちの方が、安いし、「音楽鑑賞にも向く」みたいに評価されているので。

 

まとめ

「SONY MDR-CD900ST」と「JVC HA-MX10-B」を使っていますが、本当にいい音です。
本当に音楽鑑賞で疲れるのかなぁ?
とても高価な音楽鑑賞用のヘッドフォンも持っているのですが、それらが、「なんて嘘っぱちな音を出しているのか?」と感じられてしまいました。
まあ、違いが顕著にわかるのが、自分たちのボーカルです。(その音で評価するなと言われそうですが。)
安いヘッドフォンは、こもって聞こえます。
高いものは、こもることはないのですが、「えっ!こんな味付けをしてたの?」というぐらい違う音です。
ま、購入時に、ちゃんと比較して、それが良い音だと思って買ったのですが。(流している曲で、うまく誘導されたかもしれません。)
とにかく、2万円以内の「SONY MDR-CD900ST」と「JVC HA-MX10-B」は、バーチャル・ミュージック・スタジオとしては、十分満足です。

 

実は、ヘッドフォンは、色々と使ったことがありますが、モニター用ヘッドフォンは、初めて使いました。
モニター用ヘッドフォンも、このほか、audio technica、AKG、SHUREなど、聞いてみたい、使ってみたいというものがたくさんあるのですが、今、ここで紹介するのはやめておきました。(もう少し調べて、自分がワクワクした状態になったら紹介します。)